糖尿病リソースガイド 2023年に最も読まれたニュース TOP 15

2023.12.27
 「糖尿病リソースガイド」で2023年に公開したニュースのうち、もっともアクセス数の多かった15本をご紹介します。

 2023年は「超高齢社会の糖尿病診療」「糖尿病合併の心不全・腎症・肝疾患」などについて新しい情報が出てきました。「新しい持続血糖モニター(CGM)と自動インスリン送達(AID)システム」がもたらす糖尿病医療の変化、「IoT・デジタル機器」を活用した診療なども期待されています。

 また、日本でもGLP-1受容体作動薬を使用した肥満症への医療介入が開始され、「糖尿病に合併した肥満」の治療に変化が出ています。一方で、糖尿病治療薬の安定供給への影響に懸念が生じています。

 2024年も糖尿病リソースガイドをよろしくお願い申し上げます。

糖尿病リソースガイド 2023年に最も読まれたニュース TOP 15

1 GLP-1受容体作動薬「トルリシティ」が限定出荷に加えて在庫消尽の見込み 国内外で需要が増加 イーライリリー
2 高齢の糖尿病患者の多くはCGMを使いこなすのが困難 高齢者はCGMを使っても75%で低血糖が
3 世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ皮下注アテオス」発売 新しいクラスの糖尿病治療薬
4 安易な糖質制限ダイエットや脂質制限ダイエットは勧められない 日本人8万人超を9年調査 J-MICC研究
5 【新型コロナ】糖尿病リスクはワクチン未接種者で上昇 感染により糖尿病の発症リスクは2.35倍に
6 GIPが過食・肥満・糖尿病を改善することを解明 「GIP/GLP-1受容体作動薬」治療に根拠 新規インクレチン治療の確立へ
7 日本糖尿病学会が「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を発表 日本人の糖尿病病態に応じた治療薬選択を重要視
8 「緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準(2023)」の公開を開始 日本糖尿病学会
9 GLP-1受容体作動薬「オゼンピック皮下注SD」が出荷停止 最新の出荷状況 代替品への切替での注意点
10 GLP-1受容体作動薬「ウゴービ皮下注」(セマグルチド)が肥満症治療薬として承認 糖尿病合併の肥満でも血糖改善
11 米国糖尿病学会が「ADA診療ガイドライン2023年版」を発表 注目すべき追加・変更点は?
12 「FreeStyleリブレ」の保険適用がインスリン療法を行っているすべての糖尿病患者に拡大 糖尿病のより良い管理に期待
13 「トルリシティ」と「マンジャロ」が限定出荷 GLP-1受容体作動薬の供給量がひっ迫 2型糖尿病の既存患者への供給を優先
14 「高齢者糖尿病診療ガイドライン2023」を策定 日本老年医学会・日本糖尿病学会
15 「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を改訂 最新のエビデンスなどを追加 日本糖尿病学会

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糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療 糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点 下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注 GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド) CGMデータを活用したインスリン治療の最適化 1型糖尿病のインスリン治療 2型糖尿病のインスリン治療 最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬 肥満症患者の心理とスティグマ 肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患 肥満症治療の今後の展開
2型糖尿病の第1選択薬 肥満のある2型糖尿病の経口薬 高齢2型糖尿病の経口薬 心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬

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