SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬の特徴

血液は腎臓で濾過され浄化される。濾過の過程で最初に作られる尿(原尿)には、まだ体に必要なものが含まれており、それらは再び腎臓で吸収され血液中に戻る。血液中のブドウ糖(血糖)も体に必要なもので、高血糖でなければほぼ100%再吸収され、尿糖としては排出されない。
このようなブドウ糖の再吸収を担っているのがSGLT2 で、その働きを妨げる薬がSGLT2 阻害薬である。血液中の過剰なブドウ糖の再吸収を減らし、尿糖として排出することで高血糖を改善する。

SGLT2阻害薬の詳しい解説はこちら


便利なPDF版の早見表を作りました。ご活用ください(推奨サイズ:B4) インスリン製剤早見表2020-2021
DPP-4阻害薬・SGLT2阻害薬・GLP-1受容体作動薬(PDF)

SGLT2阻害薬 一覧表

一般名:イプラグリフロジン

スーグラ錠25mg、50mg

suglat_25

[25mg]

suglat_50

[50mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:アステラス製薬(株)、販売提携:寿製薬(株)

効能・効果
2型糖尿病、1型糖尿病※(※本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で、血糖コントロールが不十分な場合に限ること)
用法・用量
2型糖尿病
通常、成人にはイプラグリフロジンとして50mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg1日1回まで増量することができる。

1型糖尿病※
インスリン製剤との併用において、通常、成人にはイプラグリフロジンとして50mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg 1 日 1 回まで増量することができる。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡[輸液、インスリン製剤による速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン製剤による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

一般名:ダパグリフロジン

フォシーガ錠5mg、10mg

FXG5mg

[5mg]

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[10mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:アストラゼネカ(株)、販売:小野薬品工業(株)

効能・効果
2型糖尿病
1型糖尿病 ※1
慢性心不全 ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。※2
効能又は効果に関連する注意(添付文書より)
※1:本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で、血糖コントロールが不十分な場合に限ること。
※2:左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。
「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。
用法・用量
2型糖尿病
通常、成人にはダパグリフロジンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら10mg1日1回に増量することができる。

1型糖尿病
インスリン製剤との併用において、通常、成人にはダパグリフロジンとして 5mgを1日1回経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に 観察しながら10mg1日1回に増量することができる。

慢性心不全
通常、成人にはダパグリフロジンとして10mgを1日1回経口投与する。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

一般名:ルセオグリフロジン

ルセフィ錠2.5mg、5mg

lusefi25

[2.5mg]

lusefi50

[5mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:大正製薬(株)

効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはルセオグリフロジンとして2.5mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら5mg1日1回に増量することができる。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
2.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

一般名:トホグリフロジン

アプルウェイ錠20mg

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[20mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:興和(株)

効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはトホグリフロジンとして20mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

デベルザ錠20mg

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[20mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:興和(株)

効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはトホグリフロジンとして20mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

一般名:カナグリフロジン

カナグル錠100mg

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[100mg]

PMDA/添付文書

製造販売元/田辺三菱製薬(株)、プロモーション提携/第一三共(株)

効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはカナグリフロジンとして100mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者〔輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない.〕
3.重症感染症,手術前後,重篤な外傷のある患者〔インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない.〕

一般名:エンパグリフロジン

ジャディアンス錠10mg, 25mg

boehringer_Jardiance_10mg

[10mg]

boehringer_Jardiance_25mg

[25mg]

PMDA/添付文書

製造販売元:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、販売提携:日本イーライリリー株式会社

効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはエンパグリフロジンとして10mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら25mg1日1回に増量することができる。
警告・禁忌
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

糖尿病治療薬の大規模臨床試験

各薬剤ごとに主要な大規模臨床試験が一覧できます。

患者さん指導・説明用動画(糖尿病3分間ラーニング より)

糖尿病3分間ラーニングとは?

糖尿病患者さんがマスターしておきたい糖尿病の知識を、全50タイトルの動画をテーマ別に約3分にまとめた新しいタイプの糖尿病学習用動画です。

糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント 加藤光敏 先生(加藤内科クリニック院長)

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