第14回 SGLT2阻害薬(2)
2014.04.15
現在6種類のSGLT2阻害薬(以下、SGLT2i)の申請が出されていますが、1月末に国内初の承認がイプラグリフロジン(スーグラ®:以下イプラ)に下りました。今後、他剤も順次承認予定とみられます。当連載第10回でも書いたように、同薬は尿糖を出さ血糖を下げる薬で、従来とは全く異なる作用機序であることが注目されています。ただし、同薬の作用機序や国内外の情報から、適応を誤らず、注意深く処方後観察をすべきであると考えます。今回は、トップで市場に登場するイプラの特徴を念頭に解説してみます。