速効型インスリン

速効型インスリンの特徴

作用発現時間は30分~1時間、最大作用時間は1~3時間、作用持続時間は5~8時間である。食前30分に投与。超速効型ができるまでは、追加分泌用はこの製品のみだった。レギュラーインスリンとも呼ばれる。皮下注射に適応。必要に応じて筋肉内注射、静脈内注射、持続静脈内注入(静注)にも使用する。
※作用発現時間は製品によって異なります。詳細は下記、各製品ごとの掲載内容をご覧ください。

速効型インスリン 一覧表

プレフィルド/キット製剤

一般名:生合成ヒト中性インスリン

ノボリンR注フレックスペン

nvlnFlexpnR

[300単位/3mL]

PMDA/添付文書

製造販売元:ノボ ノルディスク ファーマ(株)

注射剤の形状
無色澄明の液
作用発現時間
約30分
最大作用時間
1~3時間
作用持続時間
約8時間
使用期限
30カ月
用法・用量
本剤は持続型インスリン製剤と併用する速効型インスリン製剤である。成人では通常毎食前に2~20単位を皮下注射する。なお、投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。
用法・用量に関連する使用上の注意
適用にあたっては本剤の作用時間、1mLあたりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

一般名:ヒトインスリン

ヒューマリンR注ミリオペン

lilly_humulinR_miriopen

[300単位/3mL]

PMDA/添付文書

製造販売元:日本イーライリリー(株)

注射剤の形状
無色澄明の液
作用発現時間
30分~1時間
最大作用時間
1~3時間
作用持続時間
5~7時間
使用期限
2年
用法・用量
本剤は持続型インスリン製剤と併用する速効型インスリン製剤である。通常、成人では1回2~20単位を毎食前にインスリンペン型注入器を用いて皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。
用法・用量に関連する使用上の注意
適用にあたっては本剤の作用時間、1mL当たりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

カートリッジ製剤

一般名:ヒトインスリン

ヒューマリンR注カート

humacart_R

[300単位/3mL]

PMDA/添付文書

製造販売元:日本イーライリリー(株)

注射剤の形状
無色澄明の液
作用発現時間
30分~1時間
最大作用時間
1~3時間
作用持続時間
5~7時間
使用期限
2年
用法・用量
本剤は持続型インスリン製剤と併用する速効型インスリン製剤である。通常、成人では1回2~20単位を毎食前にインスリンペン型注入器を用いて皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。
用法・用量に関連する使用上の注意
適用にあたっては本剤の作用時間、1mL当たりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

バイアル製剤

一般名:生合成ヒト中性インスリン

ノボリンR注100単位/mL

ノボリンR注100単位/mL

[1000単位/10mL]

PMDA/添付文書

製造販売元:ノボ ノルディスク ファーマ(株)

注射剤の形状
無色澄明の液
作用発現時間
約30分
最大作用時間
1~3時間
作用持続時間
約8時間
使用期限
30カ月
用法・用量
通常、成人では、初期は1回4~20単位を一般に毎食前に皮下注射するが、ときに回数をふやしたり、他のインスリン製剤を併用する。以後症状及び検査所見に応じて投与量を増減するが、維持量は通常1日4~100単位である。但し、必要により上記用量を超えて使用することがある。糖尿病昏睡には、必要に応じ皮下、筋肉内、静脈内注射又は持続静脈内注入を行う。
用法・用量に関連する使用上の注意
適用にあたっては本剤の作用時間、1mLあたりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

一般名:ヒトインスリン

ヒューマリンR注100単位/mL

ヒューマリンR注100単位/mL

[1000単位/10mL]

PMDA/添付文書

製造販売元:日本イーライリリー(株)

注射剤の形状
無色澄明の液
作用発現時間
30分~1時間
最大作用時間
1~3時間
作用持続時間
5~7時間
使用期限
2年
用法・用量
通常、成人では初期は1回4~20単位を一般に毎食前に皮下注射するが、ときに回数を増やしたり、他のインスリン製剤を併用する。以後症状及び検査所見に応じて投与量を増減するが、維持量は通常成人1日4~100単位である。ただし、必要により上記用量を超えて使用することがある。糖尿病昏睡には、必要に応じ皮下、筋肉内、静脈内注射又は持続静脈内注入を行う。
用法・用量に関連する使用上の注意
適用にあたっては本剤の作用時間、1mL当たりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。

患者さん指導・説明用動画(糖尿病3分間ラーニング より)

糖尿病3分間ラーニングとは?

糖尿病患者さんがマスターしておきたい糖尿病の知識を、全50タイトルの動画をテーマ別に約3分にまとめた新しいタイプの糖尿病学習用動画です。

糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント 加藤光敏 先生(加藤内科クリニック院長)

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