SU薬の特徴と服薬指導のポイントを解説 加藤光敏 先生
2013.07.18
新薬の登場が相次いでいる糖尿病治療薬ですが、今回の連載「糖尿病治療薬の服薬指導の特徴と服薬指導のポイント」では、経口糖尿病治療薬の中で最も古いスルホニル尿素(SU)薬にスポットを当て、加藤光敏先生に解説していただきました。
SU薬の発売は1950年代。糖尿病治療薬の中ではインスリン製剤に続いて古い薬剤です。発売時期によって第一世代、第二世代、第三世代と区分され、現在では多くのジェネリック医薬品も登場しています。
SU薬は、ビグアナイド薬とともに今なお投薬治療の基本として第一に選択される息の長い薬で、加藤先生は「HbA1c低下あたりのコストパフォーマンスは抜群」とその血糖降下作用を評しています。これを機に、復習も兼ねてあらためてその特徴や作用機序などをおさらいしてみてはいかがでしょうか。
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