FreeStyleリブレの情報を活かした糖尿病患者の療養指導

  • 吉田 陽 (陣内(じんのうち)病院 薬剤部 主任、治験室 主任)
2018.11.09
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1.FreeStyleリブレによる血糖トレンドのイメージとデータの活用

 Flash Glucose Monitoring(以下:FGM)であるFreeStyleリブレが保険適用になって、1年が経ちます。FreeStyleリブレは1枚のセンサーで14日間、皮下組織のブドウ糖濃度から予測される血糖値を表示することができます。保険は血糖自己測定(SMBG)の補助装置としての認可となったため、施設ごとで運用方法が少し異なりますが、インスリンまたはGLP-1受容体作動薬による在宅自己注射をしている2型糖尿病の患者さんで、FreeStyleリブレセンサーは概ね月に1枚(SMBGを1日2回)か、インスリン自己注射をしている1型糖尿病の患者さんで、月に2枚(SMBGを1日4回)となっているかと考えられます。※SMBG、FGMについては、こちらの記事をご参照ください。

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