糖尿病の食事療法 「個別化に向けての取り組み」 ─炭水化物エネルギー比率─
2022.03.15
連載:FORUM 食事 ■DIET 第2回
糖尿病の食事療法
「個別化に向けての取り組み」
─炭水化物エネルギー比率─
Vol.39 No.2(2022年3・4月号)pp.197-200
糖尿病の食事療法
「個別化に向けての取り組み」
─炭水化物エネルギー比率─
Vol.39 No.2(2022年3・4月号)pp.197-200

長井直子* 1 Nagai, Naoko
西澤 均* 2 Nishizawa, Hitoshi
* 1 大阪大学医学部附属病院 栄養マネジメント部
* 2 大阪大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学
はじめに
第1回では,糖尿病の食事療法における1つ目のポイント「エネルギー摂取量」について,その設定および調整のなかで,どのように「個別化」を図っていくことができるのかを,当院の実践例にも触れながら考えた.今回は同じく「個別化」をテーマに,食事療法の2つ目のポイント「栄養素のバランス」について,特に「炭水化物エネルギー比率」に着目してみたい.
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