第5回 「メトホルミン」を服用中の患者から「お酒を飲んでもいいか」と尋ねられたら? ~年末年始や歓送迎会シーズンに気をつけたい、お酒との飲み合わせ~

  • 児島 悠史 (薬局薬剤師・株式会社sing取締役・Fizz-DI代表)
2021.12.09
prev next
pharmacy004

 新型コロナウイルス感染症の流行で生活様式は大きく変わりましたが、年末年始や春の歓送迎会シーズン、お盆休みなどにはやはりお酒を飲む機会は多いことでしょう。そんな飲酒量の増えるタイミングで特に気をつけたいのが、「メトホルミン」です。過度なアルコール摂取は、「メトホルミン」による乳酸アシドーシスのリスクに繋がる恐れがあるからです。

 お酒は、人によってはその人生を豊かにする重要なアイテムである可能性もあります。この時期、薬局でも「お酒を飲んで良いか?」と尋ねられる機会は増えると思いますので、その際にはしっかりとその人に寄り添った対応ができるように準備しておきましょう。

ポイント①「 メトホルミン 」と乳酸アシドーシス

このコンテンツは糖尿病リソースガイドの有料会員登録後にお読みいただけます。

  • ・糖尿病・内分泌医療を中心に、新しい時代の臨床現場を支援する糖尿病・内分泌プラクティスWebの閲覧が可能
  • ・糖尿病プラクティス(2020~2022年・3年間分)の記事や、本サイトが厳選したスペシャルコンテンツが閲覧可能
  • ・メールマガジン週1回配信 最新ニュースやイベント・学会情報をもれなくキャッチアップ
  • ・糖尿病の治療に関するアンケートに参加可能、回答はメルマガやウェブで公開
  • ・その他、有料会員向けコンテンツ・サービスを企画中!乞うご期待ください

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新特集記事

よく読まれている記事

関連情報・資料