第3回 GLP-1受容体作動薬不足を巡る動き

  • 加藤 光敏 (加藤内科クリニック院長)
2024.04.11
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はじめに

 糖尿病治療薬としては、何かと話題のGLP-1受容体作動薬(以下GLP-1RA)。適応は2型糖尿病治療薬ですが、大規模臨床試験で糖尿病患者の心血管イベントの発症抑制および腎障害の進展抑制が示されています。米国糖尿病学会(ADA)は、心血管系、腎不全のハイリスク2型糖尿病症例においてはインスリンよりもGLP-1RAの使用を優先するようにガイドラインにて示していることから注目されています1)。ところが、このような2型糖尿病症例に対する血糖改善による合併症予防の目的から逸脱する「体重減少を主目的」とした使用が発生し、世界的にGLP-1RAの品不足を招いて問題になっています。

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