糖尿病の腎臓を守る管理と指導
2013.04.25
糖尿病腎症が新規透析導入原疾患のトップになったのは1998年のことでした。その後、第2位の慢性糸球体腎炎との差が広がり続け、最新の統計(2011年調査)ではついに透析患者数全数でみても糖尿病腎症がトップになりました。当面、糖尿病患者数の増加が続くと予想されますから、糖尿病医療にかかわる私たちがこれまでと同じ管理・指導を続けていたのでは、今後ますます糖尿病透析患者さんが増えてしまうことは明らかです。従来の管理・指導で足りていなかったことを見つけ出し、妥協せずにその改善に力を入れていくことが求められています。