第5回 NICE-SUGAR

2021.09.15
prev next
連載:STUDY  続々・そこが知りたかった 糖尿病の大規模臨床試験
第5回 NICE-SUGAR
Vol.38 No.5(2021年9・10月号)pp.625-629

2021年9・10月号 目次

公益財団法人日本生命済生会 日本生命病院 糖尿病・内分泌センター
住谷 哲Sumitani, Satoru

はじめに

 血糖コントロール目的で入院する患者に対しては,食事療法・運動療法に加えて個々の患者に適した薬物療法を選択することになります.以前は強化インスリン療法で糖毒性を解除してインスリン使用のまま外来へ,とする流れがほとんどでしたが,近年ではSGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬などの薬剤の登場でインスリンなしで退院する患者も増えてきました.一方で,われわれが対応する入院糖尿病患者の多くは血糖コントロール目的ではなく,肺炎・心筋梗塞・手術などの目的でほかの診療科に入院された場合の血糖管理(筆者の勤務している大阪では伝統的に“共観”といいますがこれは“併診”というのが標準語でしょうか)を依頼される場合が多いと思います.

このコンテンツは糖尿病リソースガイドの有料会員登録後にお読みいただけます。

  • ・糖尿病・内分泌医療を中心に、新しい時代の臨床現場を支援する糖尿病・内分泌プラクティスWebの閲覧が可能
  • ・糖尿病プラクティス(2020~2022年・3年間分)の記事や、本サイトが厳選したスペシャルコンテンツが閲覧可能
  • ・メールマガジン週1回配信 最新ニュースやイベント・学会情報をもれなくキャッチアップ
  • ・糖尿病の治療に関するアンケートに参加可能、回答はメルマガやウェブで公開
  • ・その他、有料会員向けコンテンツ・サービスを企画中!乞うご期待ください

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

インクレチン(GLP-1・GIP/GLP-1)受容体作動薬 SGLT2阻害薬 NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療 骨粗鬆症 脂質異常症 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 骨粗鬆症治療薬の使い分け 二次性高血圧 糖尿病薬を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプや持続血糖測定器など)
Childhood Cancer Survivor(CCS)の小児期から成人にかけての内分泌診療 小児・思春期1型糖尿病患者・家族への指導・支援 成人期を見据えた小児期発症1型糖尿病の診療
エネルギー設定の仕方 3大栄養素の量と質 高齢者の食事療法 食欲に対するアプローチ 糖尿病性腎症の食事療法
神経障害 糖尿病性腎症 服薬指導-短時間で患者の心を掴みリスク回避 多職種連携による肥満治療 妊娠糖尿病 運動療法 進化する1型糖尿病診療 糖尿病スティグマとアドボカシー活動 糖尿病患者の足をチーム医療で守る 外国人糖尿病患者診療

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新特集記事

よく読まれている記事

関連情報・資料