第47回 糖尿病とがん診療(2)―乳がん・子宮内膜がん・膀胱がんについて―
2020.03.15
連載:SERIES 糖尿病と保険診療
第47回 糖尿病とがん診療(2)―乳がん・子宮内膜がん・膀胱がんについて―
Vol.37 No.2(2020年3・4月号)pp.222-229
第47回 糖尿病とがん診療(2)―乳がん・子宮内膜がん・膀胱がんについて―
Vol.37 No.2(2020年3・4月号)pp.222-229
東京慈恵会医科大学附属病院 医療保険指導室 中島 尚登 Nakajima, Hisato
糖尿病によるがん発生促進のメカニズムは,インスリン抵抗性と,それに伴う高インスリン血症・高血糖・慢性炎症などが想定されており,本誌35巻5号においても「糖尿病とがんを解きほぐす─臨床・基礎・疫学が織りなす両者の関係─」が特集された1).この特集では,2型糖尿病による,結腸がん,肝がん,膵がん,乳がん,子宮内膜がん(子宮体がん)および膀胱がんの罹患リスクの上昇について解説されている.そして,本連載第46回(37 巻1号)では,この特集に従って,結腸がん,肝がん,および膵がんの診断・治療に関わる診療報酬医科点数表の告示・通知について解説した.糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル
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