第48回 糖尿病と在宅医療

2020.05.15
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連載:SERIES 糖尿病と保険診療
第48回 糖尿病と在宅医療
Vol.37 No.3(2020年5・6月号)pp.351-357

東京慈恵会医科大学附属病院 医療保険指導室 中島 尚登 Nakajima, Hisato

 在宅医療において,糖尿病患者でインスリン投与が必要な場合は,1日1回の持続型溶解インスリンを基本に内服薬を併用し,インスリンは家族が皮下注射する場合が多い.また,独居高齢者や高齢世帯では,連日のインスリン注射は困難な例が多く,訪問看護で看護師が投与することが望ましい.しかしながら,訪問診療・訪問看護での連日のインスリン注射は,医療保険制度上,困難なのが現状である.よって今回は,制度上困難な理由を含めて,訪問診療・訪問看護を保険診療の面から概説する.介護保険制度の概要については,本誌33巻3号掲載の,本連載第24回「糖尿病と公的介護保険制度」をあわせて参考にされたい.

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