第54回 糖尿病とDPC/PDPS制度2020─前編:制度の概要─

2021.05.15
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連載:SERIES 糖尿病と保険診療
第54回 糖尿病とDPC/PDPS制度2020─前編:制度の概要─
Vol.38 No.3(2021年5・6月号)pp.359-366

2021年5・6月号 目次

医療法人社団 杏月会 中島 尚登 Nakajima, Hisato

 Diagnosis Procedure Combination(DPC)/Per-Diem Payment System(PDPS)制度(1 日当たりの包括評価制度)は,2003 年に導入された急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度であり,DPC は「診断群分類」を,PDPS は「1 日ごとの支払い方式」を意味する.DPC/PDPS 制度の導入に先立って,1998 年11 月から国立病院など10 病院において,急性期入院医療包括払い制度の試行が実施され,2003 年度から,特定機能病院を対象に,現行のDPC/PDPS 制度が導入された1).その後,対象病院は段階的に拡大され,2020 年の診療報酬改定時2)には対象病院1,757 病院483,180 床,準備病院249 病院21,705 床となり,全一般病床(約91 万床)の約53%を占めるにいたっている.

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