メトホルミン単剤投与でコントロール不十分な2型糖尿病患者における経口セマグルチドとエンパグリフロジンの比較:PIONEER2試験

2020.09.15
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連載:OVERSEAS
メトホルミン単剤投与でコントロール不十分な2型糖尿病患者における経口セマグルチドとエンパグリフロジンの比較:PIONEER2試験
Vol.37 No.5(2020年9・10月号)pp.597-601

Rodbard, H. W., Rosenstock, J. et al. : Oral Semaglutide Versus Empagliflozin in Patients With Type 2 Diabetes Uncontrolled on Metformin : The PIONEER 2 Trial. Diabetes Care, 42 : 2272〜2281, 2019.
“Copyright © 2019 American Diabetes Association From Diabetes Care®, Vol. 42, 2019 ; 2272-2281 Reprinted with permission from The American Diabetes Association.”

訳と紹介
小玉 賢美 Kodama, Yoshimi  横溝 久 Yokomizo, Hisashi
小川 佳宏 Ogawa, Yoshihiro
九州大学大学院医学研究院 病態制御内科学分野

背景

 2型糖尿病患者の多くは,メトホルミン単剤では十分な血糖コントロールを達成または維持することは困難である.注射剤のGLP-1受容体作動薬およびSGLT2阻害薬は,低血糖を増加させずに血糖値を低下させ,体重減少効果,および心血管系への有益性から,第2の治療法として推奨されている.

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