6.これからの医療,とりわけ糖尿病医療における一般への啓発はどうあるべきか —マスコミュニケーションの立場から
2022.11.01
特集■新しい時代の糖尿病医療
─予防・治療・啓発の将来像─
6.これからの医療,とりわけ糖尿病医療における一般への啓発はどうあるべきか —マスコミュニケーションの立場から
Vol.39 No.6(2022年11・12月号)pp.644-648
─予防・治療・啓発の将来像─
6.これからの医療,とりわけ糖尿病医療における一般への啓発はどうあるべきか —マスコミュニケーションの立場から
Vol.39 No.6(2022年11・12月号)pp.644-648
田村建二 Tamura, Kenji
朝日新聞くらし報道部記者・編集委員(医療分野担当)
はじめに
一般の人々に健康情報をお伝えする立場であるわたしたちにとって,糖尿病という病気はとりわけ重要なテーマのひとつとなっている.自分自身も医療分野担当の記者として,これまで糖尿病に関して少なからぬ数の記事を執筆してきた.ただ,ここ最近,糖尿病をはじめ「生活習慣病」と称される疾患に関する報道は,逆風とまでは言わないものの,いわば「秋風」に吹かれ,これが木枯らしにも変わっていきかねないと感じる.なぜそのように思うのか.かつて「追い風」を受けていたときのことを振り返るとともに,今後の報道がどうあるべきかについて,自戒をたっぷり込めつつ考えてみたい.なお,本記事は記者の私見に基づくもので,朝日新聞社の見解ではないことをあらかじめご承知いただきたい.
糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル
糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方
糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬)
血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
他
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療
糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点
下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
他
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注
GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド)
CGMデータを活用したインスリン治療の最適化
1型糖尿病のインスリン治療
2型糖尿病のインスリン治療
最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
他
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬
肥満症患者の心理とスティグマ
肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患
肥満症治療の今後の展開
他
2型糖尿病の第1選択薬
肥満のある2型糖尿病の経口薬
高齢2型糖尿病の経口薬
心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬
他
医薬品・医療機器・検査機器
-
経口薬
-
注射薬
-
医療機器・検査機器
最新特集記事
-
糖尿病治療における体重管理の重要性
糖尿病診療の目 -
第3回 GLP-1受容体作動薬不足を巡る動き
新・糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント -
第15回「野菜や果物ジュースで安心!?」
4コマ劇場「糖尿病看護のあるある体験談」 -
Vol.15 水虫・靴擦れ・たこ 患者の「足」を診たことがありますか?
よりよい糖尿病看護を目指して -
第14回「インスリンボールに注射する患者さん」
4コマ劇場「糖尿病看護のあるある体験談」 -
Vol.14 2型糖尿病の薬物療法 ~患者1人ひとりに最適な選択を~
よりよい糖尿病看護を目指して -
第5回 高度肥満症診療の課題と治療の選択肢 ~減量・代謝改善手術を含めて
【セミナーレポート】肥満症認知向上プログラム -
2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム ~病態に応じた薬剤選択で最善の糖尿病診療をめざす~
論考百選 -エキスパートたちの視点-
よく読まれている記事
関連情報・資料
-
肥満症認知向上プログラム【セミナーレポート】
肥満症の基本から患者さんへのアプローチ、新ガイドラインを踏まえた診療、減量・代謝改善手術などの新たな治療選択肢など -
医療スタッフのギモンにこたえる グリコアルブミンQ&A
血糖コントロール指標である”グリコアルブミン”の基本から使い方まで、医療スタッフの皆さんの疑問にこたえるQ&Aコーナー。 -
新・糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント
加藤内科クリニック院長の加藤光敏先生が、ご自身の知識と経験を踏まえた服薬指導のポイントをわかりやすく解説。 -
関連資料・研究・調査・組織
調査や統計、学会・研究会・医界などの組織、財団・協会・支援基金、大規模研究や他のメディアなど、糖尿病や生活習慣病に関するリンク集。 -
糖尿病ネットワーク
糖尿病患者さんとそのご家族をはじめ、糖尿病医療に携わる医師、医療スタッフ、関連企業の方々などに向け、糖尿病に関する密度の濃い専門情報を発信。 -
国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金では、途上国の糖尿病患者さんがおかれた状況を紹介し、同じ糖尿病の仲間として何ができるかを考えます。豊富な海外の糖尿病事情をご覧ください。