5.これからの糖尿病医療における医療者への啓発はどうあるべきか ―糖尿病専門医の立場から

2022.11.01
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特集■新しい時代の糖尿病医療
─予防・治療・啓発の将来像─
5.これからの糖尿病医療における医療者への啓発はどうあるべきか ―糖尿病専門医の立場から
Vol.39 No.6(2022年11・12月号)pp.636-643

2022年11・12月号 目次

岸本美也子 Kishimoto, Miyako
医療法人財団順和会山王病院 糖尿病内分泌代謝内科

はじめに

 現在,超高齢化の進むわが国においては,増加するフレイル・要介護状態・認知症を伴った高齢患者への対応が喫緊の医療課題となっている.加えて,災害時の医療体制,COVID-19を含むさまざまな感染症予防対策,医療提供体制の地域間格差等々,早急に対策の見直しや強化が必要な課題も山積している.そしていま,社会は科学的イノベーションにより大きく変革を遂げようとしており,医療者もまた,日々,新時代の技術や知識の習得の必要に迫られている.このように現在医療者の目に映る景色はかならずしも明るいものばかりではなく,心身の負荷の大きい日常となっているが,それでもわたしたち医療者は目の前の多くの患者のために前に進まなければならない.本稿ではこれらの現状をふまえ,今後糖尿病医療において変わっていくものと変わらないもの(変わらず大事にしていかねばならないもの)を,療養支援を中心に述べる.

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