SGLT2阻害薬とDPP-4阻害薬の比較と併用

2020.05.15
連載:FORUM 薬剤 ■DRUG 第3回
SGLT2阻害薬とDPP-4阻害薬の比較と併用
Vol.37 No.3(2020年5・6月号)pp.325-327

渕上 彩子 Fuchigami, Ayako
熊代 尚記 Kumashiro, Naoki
東邦大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌学分野

はじめに

 本連載は,全3回で構成されており,今回が第3回となる.第1回の「DPP-4阻害薬」では,日本でのDPP-4阻害薬の位置づけに始まり,DPP-4阻害薬の心血管リスクに対する効果に着目し,当教室のRELIEFstudy 1)を例に,軽症早期の2型糖尿病患者に対してDPP-4阻害薬の投与が血管内皮機能の改善につながることを紹介した.第2回では,SGLT2阻害薬を取り上げ,SGLT2阻害薬の血糖降下作用に加えそれ以外の特徴,さらには当教室のDEFENCEstudy 2)を紹介し,SGLT2阻害薬の軽症早期の2型糖尿病患者における血管内皮機能保護作用を説明した.両薬剤ともに,血糖降下作用に加えて動脈硬化のサロゲートマーカーである血管内皮機能の改善を認め,心血管リスクに対して効果が期待できる結果であった.最終回である今回は,SGLT2阻害薬とDPP-4阻害薬を比較した際に,どちらがより心血管リスクに対して有効であるのかを解説するとともに,両薬剤を併用する意義についても両薬剤の配合剤にもふれながら解説する.

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