運動療法における有酸素運動とレジスタンス運動

2020.05.15
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連載:FORUM 運動 ■EXERCISE 第3回
運動療法における有酸素運動とレジスタンス運動
Vol.37 No.3(2020年5・6月号)pp.332-338

天川 淑宏 Amagawa, Toshihiro
東京医科大学八王子医療センター 糖尿病・内分泌・代謝内科

有酸素運動の意義

 糖尿病運動療法の3つの構成のなかで運動器の健康を維持し動けるからだを保つことは,患者個々の生活の質とともに骨格筋が内分泌器官であるという観点からも欠かせない.前号(37巻2号)で述べたように糖尿病患者の身体的特徴として糖化最終産物(AGEs)の形成による運動器における関節可動性の制限などを勘案すれば,糖尿病療養指導士の資格を取得している理学療法士の積極的な臨床への介入は重要であり,フットケアと同様に保険適用も考慮した取り組みが必要ではないかと筆者は考えている.

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