SMBG指導のスキルアップ

  • 池田 義雄 (糖尿病治療研究会名誉顧問)
2011.04.25
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血糖コントロール指標の再考

 糖尿病は、慢性高血糖を主徴とする疾 患で、治療の第一義は高すぎる血糖値を 下げることです。昨年、 HbA1cを本格 的に採り入れる形で改定された新しい診 断基準でも、 HbA1cだけで糖尿病と診 断することは認めておらず、OGTTや随 時採血で診断基準値を上回る血糖の確認 が必須です。ところが、いったん治療が スタートすると、この関係が逆転し、評 価はサロゲートマーカーであるHbA1c でなされ、血糖値を直接測ったSMBGの 結果は"参考記録"扱いとするケースが多 く見られています。

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