第3回 「高齢患者さんのインスリン注射」

2020.06.12
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第3回 「高齢患者さんのインスリン注射」

神奈川県 30代 みいちゃんさん(看護師歴 13年)

ご高齢の患者さんが、インスリン注射を空打ちされた際の “ほっこり”したエピソードです。目が悪いために注射器から出てくる薬剤が目視できず、また指が濡れる感触もなかったようで、慌てた患者さんの手元がブレて、薬剤が明後日の方向に飛んでしまいました。

一言アドバイス

ご高齢で視力低下、手指の動きにも不便がある中で、2単位分の空打ちに取り組んでおられる姿、本当に応援したいですね。空打ちの確認には、手の甲を差し出して、飛ぶインスリン液で甲が濡れるのを確認する、または色紙に液を飛ばして濡れて色が変化することを確認するというのはどうでしょうか。そもそも空打ち自体が忘れがちな手技です。まずは「空打ち」を忘れないということに焦点を置いて練習してもいいと思います。

木下 久美子 先生

木下 久美子 先生
(関東労災病院 糖尿病看護認定看護師)

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ここでご紹介する記事は、糖尿病リソースガイドが発行する看護師向けニュースレター『DM Topics for Nursing』(提供:三和化学研究所)に掲載されたものです。

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