第13回「言うは易く行うは難し」
2023.05.01
福岡県 40代 やこさん(看護師歴 20年)
糖尿病の診断を受け、教育入院が初めての患者さん。初めは不安げでしたが患者仲間と励まし合い、最終日には自費で血糖自己測定器や万歩計を購入するほどやる気に。しかし数ヵ月後、外来で会った時にお話しすると「SMBGもウォーキングも続かなくて・・・」と 気まずそう。日常生活に戻ってからのモチベーション維持の難しさを感じました。
一言アドバイス
モチベーションを保つことはやはり難しいですよね。励まし合ったり、応援してくれる存在は療養生活に大きく影響します。まずは外来受診時に、看護師と小さくてもいいので1つ目 標を立てて、できた時には一緒に喜びましょう。また、万歩計アプリの中にはSNSとつながり、競ったり励まし合う仲間ができるものがありますので、紹介するのも1つの手です。
木下 久美子 先生
(関東労災病院 糖尿病看護認定看護師)
ここでご紹介する記事は、糖尿病リソースガイドが発行する看護師向けニュースレター『DM Topics for Nursing』(提供:三和化学研究所)に掲載されたものです。