第6回「運動嫌いな患者さん」

2021.06.17
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第6回「運動嫌いな患者さん」

大阪府 30代 せりかさん(看護師歴17年)

50代男性で肥満の2型糖尿病患者さん。「膝が痛い」「昨日眠れなかった」などと言い訳が多く、運動療法の指導がなかなか進みません。きっかけになるような言葉がかけられず、私の言葉は急かしているだけのようにも感じてしまいます

一言アドバイス

肥満体形の患者さん。カフェでゆっくりしているのなら動いてほしいと、医療者なら誰もが思うことでしょう。ただ、「言い訳」と本人は思っていないのでしょうし、「膝が痛い」のも本意なのでしょう。これでは言葉かけだけでは難しいかもしれません。内服や検査と同様に治療として運動が必要なことをはっきりと伝え、少し時間をとって本人から「やれることは何か」を引き出してみるのはどうでしょうか。疼痛があってもできることを具体的に提案するのもいいかもしれません。

木下 久美子 先生

木下 久美子 先生
(関東労災病院 糖尿病看護認定看護師)

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ここでご紹介する記事は、糖尿病リソースガイドが発行する看護師向けニュースレター『DM Topics for Nursing』(提供:三和化学研究所)に掲載されたものです。

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