SGLT2阻害薬「ルセフィ錠 2.5mg、5mg」発売

2014.05.26
第57回日本糖尿病学会年次学術集会

第57回日本糖尿病学会年次学術集会

 大正製薬は、選択的SGLT2阻害薬「ルセフィ錠 2.5mg、5mg」を5月23日に発売した。

 「ルセフィ錠」は、腎尿細管において糖の再吸収を行う輸送体であるSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を選択的に阻害することで、糖を尿とともに体外に排泄し、血糖値を低下させる薬剤。

 国内での2型糖尿病患者を対象とした第3相臨床試験では、同剤の単剤投与によりHbA1cは0.39%(2.5mg)、0.46%(5mg)、それぞれ低下した。食後2時間血糖値は、52.7mg/dL(2.5mg)、55.4mg/dL(5mg)低下した。

 ルセフィ錠は、大正製薬が創製および製造販売承認を取得し、大正富山医薬品とノバルティス ファーマが販売する。

販売名ルセフィ錠2.5mg、同5mg
一般名ルセオグリフロジン水和物
効能・効果2型糖尿病
用法・用量通常、成人にはルセオグリフロジンとして2.5mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら5mg1日1回に増量することができる。
薬価ルセフィ錠2.5mg 205.50円
ルセフィ錠5mg 308.30円
承認日2014年3月24日
薬価基準収載日2014年5月23日
販売開始日2014年5月23日

Lusefi Guide(ルセフィは、腎臓でのグルコース再吸収を担うSGLT2を選択的に阻害する新しい機序の2型糖尿病治療薬です。)

特集:第57回日本糖尿病学会年次学術集会

糖尿病の地域連携は拡大している 全国の成功例を紹介

糖尿病患者の1割が通院中断 支援すれば6割の中断を防げる

低血糖への対策 個別化された医療をめざして血糖コントロール

日本糖尿病学会アクションプラン「DREAMS」で「糖尿病解決先進国」を目指す

GLP-1受容体作動薬と経口薬・インスリンの併用でHbA1cが低下 重大な低血糖報告はなし

1日1回経口投与のSGLT2阻害薬「フォシーガ錠 5mg、10mg」発売

SGLT2阻害薬「アプルウェイ錠20mg」発売

SGLT2阻害薬「ルセフィ錠 2.5mg、5mg」発売

SGLT2阻害薬「デベルザ錠20mg」発売

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

尿病関連腎臓病の概念と定義 病態多様性 低栄養とその対策
小児・思春期1型糖尿病 成人期を見据えた診療 看護師からの指導・支援 小児がんサバイバーの内分泌診療 女性の更年期障害とホルモン補充療法 男性更年期障害(LOH症候群)
神経障害 糖尿病性腎症 服薬指導-短時間で患者の心を掴みリスク回避 多職種連携による肥満治療 妊娠糖尿病 運動療法 進化する1型糖尿病診療 糖尿病スティグマとアドボカシー活動 糖尿病患者の足をチーム医療で守る 外国人糖尿病患者診療
インクレチン(GLP-1・GIP/GLP-1)受容体作動薬 SGLT2阻害薬 NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療 骨粗鬆症 脂質異常症 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症
エネルギー設定の仕方 3大栄養素の量と質 高齢者の食事療法 食欲に対するアプローチ 糖尿病性腎症の食事療法
糖尿病薬を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) GLP-1受容体作動薬 インスリン 糖尿病関連デジタルデバイス 骨粗鬆症治療薬 二次性高血圧 1型糖尿病のインスリンポンプとCGM

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料