インスリンゲル化による副作用を注意喚起 37℃超の高温が要因 フィアスプ注ポンプ使用時

同社は、2023年1月1日から2026年5月31日までに、フィアスプ注100単位/mLの注射液ゲル化による影響が疑われる副作用事例が国内で7例(糖尿病ケトアシドーシス (重篤)2例、高血糖(重篤)1例、高血糖(非重篤)4例)報告されたと公表した。
注射薬ゲル化の主な要因は高温であり、ゲル化が生じると、ポンプ内に閉塞が生じ、適切に投与が行われず、重篤な高血糖関連事象をきたす可能性があるとして、インスリンポンプに充填して使用する際は、37℃を超える高温を避けるよう(例:ポンプを暖房器具、カイロ等の熱源に近づけない、高温環境である作業場での利用を避ける等)指導するよう呼びかけている。
なお、同剤においては2022年3月に、同様のゲル化がみられ重篤な高血糖に至った事例が1例報告されるとともに、適正使用に関する注意喚起が行われている(https://www.pmda.go.jp/files/000245729.pdf)。 また2022年3月の注意喚起以降、同年12月31日までに同様のゲル化がみられたという事例が2例(いずれも高血糖発現あり〔非重篤〕)報告されたため、ゲル化の原因の調査結果も含め再度の注意喚起を行われている(https://www.pmda.go.jp/files/000250557.pdf)。



