【対談】インスリン注射に向き合う糖尿病がある人の “声なき声”を聴く[PR]
2022.10.19
糖尿病医療にかかる経済的負担は、患者の治療中断の要因の1つといわれており、コロナ禍などで経済状況が大きく変化している今、その影響が懸念されています。下北沢病院 富田益臣先生(医師)と廣納裕子先生(看護師)のご対談を通して、患者の経済的負担の現状と、インスリン治療の選択肢としてのインスリンバイオシミラーの可能性を探ります。
医療法人社団青泉会 下北沢病院 足病センター/糖尿病センター
糖尿病センター長 富田 益臣医師
看護部長代行 廣納 裕子看護師(糖尿病看護認定看護師)
提供:サノフィ株式会社
コロナ禍で増す患者の医療費負担感
富田 医療費を負担に感じている患者さんは確かに多いですが、実際に診療現場で医師を前にお金の話を口に出す患者さんはあまり多くありません。「医療の場にお金の問題を持ち込んでいいものか」と躊躇されるのかもしれませんね。また、治療や処方変更の際には当然医療費の話もしていますが、その場では負担感までは実感がわかないものなのだと思います。