[ 大分ヤングウイングサマーキャンプ]大自然のなかで伸び伸び過ごす学生主体のキャンプで子どもたちの成長を実感

2020.07.15
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連載:REPORT  子どもたち/AYA世代の糖尿病―活動・実践ダイアリー―
[ 大分ヤングウイングサマーキャンプ]大自然のなかで伸び伸び過ごす学生主体のキャンプで子どもたちの成長を実感
Vol.37 No.4(2020年7・8月号)pp.506-507

葛城 功 Katsuragi, Isao ●大分市医師会立アルメイダ病院 内分泌内科

 大分県の小児糖尿病サマーキャンプは大分県糖尿病協会の主催で1986年より始まり,2019年で34回目を迎えました.当キャンプは第1回目から県内大学の学生がボランティアスタッフとして参加し,各行事の企画・立案・準備から,事前の現地下見,キャンプ本番の運営まで行ってくれています.われわれ医療スタッフやキャンプOB・OG は彼らの計画した行事がより安全・円滑にできるように助言やサポートを行っています.以前は海辺の施設だったため海水浴や海釣りなどが人気の行事でしたが,施設の老朽化などにより2016年から内陸部の施設(廃校になった元小学校です)に移りました(写真1).近隣に祖そ母ぼ山さんという九州を代表する山があり,そこへの登山やその清流での川遊びが主な屋外行事です.2019年度のキャンプは残念ながら天候不順でどちらも実施できませんでしたが,学生スタッフの事前準備により屋内のレクリエーションなどで楽しく過ごせました(写真2,3).当キャンプのもうひとつの目玉行事がクッキングです.食物栄養学科の学生たちが,献立作成から仕込みを準備して子どもたちと一緒になってその日の夕食をつくります(参加者全員分).意外と男子の包丁さばきが上手だったりして,見ていてもとても楽しい時間になっています(写真4).

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