コーヒーと糖尿病との関係

2022.11.01
prev
連載:糖尿病の療養指導Q&A コーヒーと糖尿病との関係
コーヒーと糖尿病との関係について教えてください
Vol.39 No.6(2022年11・12月号)pp.689-690

2022年11・12月号 目次

国際医療福祉大学市川病院 糖尿病・代謝・内分泌内科
野田光彦Noda, Mitsuhiko

 今世紀に入って,コーヒーが2型糖尿病の発症を抑制する可能性が報告されています.最初の報告は2002年のオランダからのものです 1)
 わたしたちも,わが国からの研究(多目的コホート研究:JPHC研究;研究代表者:津金昌一郎先生〔当時〕)の成果として,コーヒーを多く飲む人では2型糖尿病の発症が多くなかったことを公表 2)しており(),また,それ以前に,上述のオランダからの論文に関連して,日本においても,コーヒー摂取者に空腹時血糖値の高い人がより少ないことを報告しています(同じく多目的コホート糖尿病研究から)3)

このコンテンツは糖尿病リソースガイドの有料会員登録後にお読みいただけます。

  • ・糖尿病・内分泌医療を中心に、新しい時代の臨床現場を支援する糖尿病・内分泌プラクティスWebの閲覧が可能
  • ・糖尿病プラクティス(2020~2022年・3年間分)の記事や、本サイトが厳選したスペシャルコンテンツが閲覧可能
  • ・メールマガジン週1回配信 最新ニュースやイベント・学会情報をもれなくキャッチアップ
  • ・糖尿病の治療に関するアンケートに参加可能、回答はメルマガやウェブで公開
  • ・その他、有料会員向けコンテンツ・サービスを企画中!乞うご期待ください

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療 糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点 下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注 GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド) CGMデータを活用したインスリン治療の最適化 1型糖尿病のインスリン治療 2型糖尿病のインスリン治療 最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬 肥満症患者の心理とスティグマ 肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患 肥満症治療の今後の展開
2型糖尿病の第1選択薬 肥満のある2型糖尿病の経口薬 高齢2型糖尿病の経口薬 心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新特集記事

よく読まれている記事

関連情報・資料