1. 糖尿病患者における感染症の現況─オーバービュー

2021.01.15
特集■糖尿病と感染症―新型コロナウイルスの時代を生き抜く―
1. 糖尿病患者における感染症の現況─オーバービュー
Vol.38 No.1(2021年1・2月号)pp.18-25

2021年1・2号 目次

長谷川 諒 Hasegawa, Ryo  森 信好 Mori, Nobuyoshi
聖路加国際病院 感染症科

はじめに

 感染症診療は「患者背景(特に免疫状態)から感染臓器,感染微生物を見極めたうえで,抗菌薬を投与する」ことを大原則としている.たとえば,“特に免疫不全の既往のない20 歳代男性が数日前から咽頭痛を発症.診察上,扁桃腺は腫大しており,白苔を伴っている.咽頭拭い液中のA群β溶血性連鎖球菌抗原が陽性であった”という場合,患者背景は免疫不全のない20歳代男性で,感染臓器は扁桃腺,感染微生物はStreptococcus pyogenes と考えられ,ペニシリン系の抗菌薬による治療を行う.免疫不全の患者の場合でもこの大原則は変わらないが,「免疫不全」とひとくちに言っても病態はさまざまであるため,どの免疫機構が低下しているのかを把握することが重要である.まずは免疫機構について復習してから本題に入る.

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