高齢サルコペニア患者への栄養食事指導介入の効果

2021.09.15
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連載:FORUM 食事 ■DIET 第2回
高齢サルコペニア患者への栄養食事指導介入の効果
Vol.38 No.5(2021年9・10月号)pp.583-586

2021年9・10月号 目次

茂山翔太 Moyama, Shota
関西電力病院 疾患栄養治療センター

はじめに

 糖尿病患者では加齢に伴う筋量減少や筋力低下が促進され,サルコペニアの有病率も一般高齢者と比較して高いことが報告されている1).サルコペニアを伴う高齢糖尿病患者に対する栄養食事指導介入の有用性についてはいくつかの先行研究で示されており,十分にエネルギー・たんぱく質・ビタミンDの摂取を行うことが重要であると考えられているため2〜4),今後はそのような知見が臨床現場で再現可能か否かを検証していく必要がある.今回は,高齢2型糖尿病患者に対して栄養食事指導介入を行った結果,サルコペニアの改善を認めた症例を経験したので,高齢者における食事療法のポイントとともに紹介する.

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