SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の心・腎保護効果Update ─心腎イベントにおける新エビデンスのまとめ─

2022.01.15
prev next
連載:FORUM 薬剤 ■DRUG 第1回
SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の心・腎保護効果Update
─心腎イベントにおける新エビデンスのまとめ─
Vol.39 No.1(2022年1・2月号)pp.068-071

2022年1・2月号 目次

三好秀明 Miyoshi, Hideaki
北海道大学大学院医学研究院 糖尿病・肥満病態治療学分野

はじめに

 GLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬は,それぞれ2010年・2014年にわが国に登場した比較的新しい糖尿病治療薬である.近年では,心・腎保護効果を明らかにしたエビデンスに基づき,海外において心血管イベントリスクの高い2型糖尿病患者には,この2剤を優先して使用するようにガイドラインが改訂されている.さらに最近になって次々と新しいエビデンスが蓄積されてきた.本稿ではSGLT2阻害薬を中心にそれらをまとめてみたい.

このコンテンツは糖尿病リソースガイドの有料会員登録後にお読みいただけます。

  • ・糖尿病・内分泌医療を中心に、新しい時代の臨床現場を支援する糖尿病・内分泌プラクティスWebの閲覧が可能
  • ・糖尿病プラクティス(2020~2022年・3年間分)の記事や、本サイトが厳選したスペシャルコンテンツが閲覧可能
  • ・メールマガジン週1回配信 最新ニュースやイベント・学会情報をもれなくキャッチアップ
  • ・糖尿病の治療に関するアンケートに参加可能、回答はメルマガやウェブで公開
  • ・その他、有料会員向けコンテンツ・サービスを企画中!乞うご期待ください

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新特集記事

よく読まれている記事

関連情報・資料