伴走者として自己管理をささえる ─すぐに自己管理能力を高める必要がある妊婦たち─
2022.09.05
連載:FORUM 自己管理 ■ SELF CARE 第2回
伴走者として自己管理をささえる ─すぐに自己管理能力を高める必要がある妊婦たち─
Vol.39 No.5(2022年9・10月号)pp.552-554
伴走者として自己管理をささえる ─すぐに自己管理能力を高める必要がある妊婦たち─
Vol.39 No.5(2022年9・10月号)pp.552-554
山田未歩子 Yamada, Mihoko
国立成育医療研究センター 看護部
はじめに
当センターは小児・周産期・産科・母性医療を専門とする高度専門医療研究センターであるため,そこで出会う糖尿病の方は小児期発症の1型糖尿病患者,妊娠糖尿病・糖尿病合併妊婦が多く,その多くが先進デバイスを使っている.糖尿病の患者は日々の生活のなかで療養行動を自己管理している.筆者が糖尿病の患者を支援するうえで大切にしているのは「糖尿病患者を“生活者”として捉え,伴走者として支援していく」ということである.
第2回の今回は,すぐに自己管理能力を高める必要がある妊婦たちについて述べたい.
糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル
SGLT2阻害薬
NAFLD/NASH
糖尿病と歯周病
肥満の外科治療
骨粗鬆症
脂質異常症
がんと糖尿病
クッシング症候群
甲状腺結節
原発性アルドステロン症
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症
褐色細胞腫
他
セミナー【研修道場 ポイントはここだ!】
GLP-1受容体作動薬
インスリン
糖尿病関連デジタルデバイス
糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬)
血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
1型糖尿病(インスリンポンプや持続血糖測定器など)
骨粗鬆症
妊娠中の甲状腺疾患
ステロイド薬
下垂体機能検査
二次性高血圧
低ナトリウム血症
他
セミナー【多職種連携 必携キー・ノート】
神経障害
糖尿病性腎症
服薬指導-短時間で患者の心を掴みリスク回避
多職種連携による肥満治療
妊娠糖尿病
運動療法
進化する1型糖尿病診療
糖尿病スティグマとアドボカシー活動
糖尿病患者の足をチーム医療で守る
外国人糖尿病患者診療
骨粗鬆症
バセドウ病
他
医薬品・医療機器・検査機器
-
経口薬
-
注射薬
-
医療機器・検査機器
最新特集記事
-
CKD患者の血圧管理と腎代替療法選択における課題
【学会レポート】第46回日本高血圧学会総会 -
腹膜透析に見る循環器医療の新たな可能性
【学会レポート】第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 -
1型糖尿病患者への腹膜透析導入症例から見た課題と展望
【学会レポート】第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 -
Vol.6 G7の特徴からひも解く使用が考えられる患者像とは?
糖尿病治療に役立つ情報をお届けするDexcom Express -
プライマリ・ケア医と専門医の連携が腹膜透析診療の未来を切り拓く
【学会レポート】第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 -
Vol.5 グローバルガイドラインから考察するリアルタイムCGMの有用性
糖尿病治療に役立つ情報をお届けするDexcom Express -
言語・文化の壁を乗り越えて外国人患者の診療をサポートする
【学会レポート】第46回日本高血圧学会総会 -
JSHガイドライン2025の基本方針~シンプルかつわかりやすいガイドライン
【学会レポート】第46回日本高血圧学会総会
よく読まれている記事
関連情報・資料
-
糖尿病・内分泌プラクティスWeb
明日の臨床に役立つ時宜を捉えたテーマについて、内分泌代謝・糖尿病内科領域のエキスパートが解説。毎週記事が更新され、いつでも“オンライン”で日常診療に役立つ情報をアップデートできます。 -
肥満症認知向上プログラム【セミナーレポート】
肥満症の基本から患者さんへのアプローチ、新ガイドラインを踏まえた診療、減量・代謝改善手術などの新たな治療選択肢など -
医療スタッフのギモンにこたえる グリコアルブミンQ&A
血糖コントロール指標である”グリコアルブミン”の基本から使い方まで、医療スタッフの皆さんの疑問にこたえるQ&Aコーナー。 -
新・糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント
加藤内科クリニック院長の加藤光敏先生が、ご自身の知識と経験を踏まえた服薬指導のポイントをわかりやすく解説。 -
関連資料・研究・調査・組織
調査や統計、学会・研究会・医界などの組織、財団・協会・支援基金、大規模研究や他のメディアなど、糖尿病や生活習慣病に関するリンク集。 -
糖尿病ネットワーク
糖尿病患者さんとそのご家族をはじめ、糖尿病医療に携わる医師、医療スタッフ、関連企業の方々などに向け、糖尿病に関する密度の濃い専門情報を発信。 -
国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金では、途上国の糖尿病患者さんがおかれた状況を紹介し、同じ糖尿病の仲間として何ができるかを考えます。豊富な海外の糖尿病事情をご覧ください。