糖尿病・糖尿病予備軍とメタボリックシンドローム

  • 金澤 康徳 (自治医科大学名誉教授)
2005.10.15
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メタボリックシンドローム診断の意味

病気として診断するほどではない軽症の高脂血症や高血圧、耐糖能異常などが集積することで、動脈硬化性疾患の発症率が格段に高くなる病態については以前から、シンドロームΧ、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群などいくつかの概念が提唱されていました。そして近年、WHOや米国NCEP(National CholesterolEducation Program)が、メタボリックシンドロームという疾患名でこれを定義しました。さらに、この病態の基本は内臓脂肪の蓄積であり、それが種々の代謝異常を惹起すると理解されました。長年単なるエネルギーの貯蔵庫と考えられていた脂肪細胞がアディポサイトカインと総称される生理活性物質を分泌していて、内臓脂肪蓄積によるその分泌異常が直接的にも動脈硬化を進行させることが明確にされたのです。

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