Vol.1 リアルタイムCGMの最前線、Dexcom G7の魅力に迫る
提供:デクスコムジャパン合同会社

糖尿病のある方の血糖マネジメントをサポートする最新のリアルタイムCGM「Dexcom G7」
糖尿病治療において血糖測定機器も日々進化し続けています。血糖測定に使用する機器として、血糖自己測定(SMBG)や持続グルコースモニタリング(CGM)が用いられていますが、CGMでは、薄型、軽量など使いやすい機器も登場するようになりました。
米国糖尿病学会(ADA)の診療ガイドライン2024年版1)では、糖尿病テクノロジーの項において、「CGMの使用はインスリン管理を必要とする糖尿病診断の最初から検討されるべきである」とされており、治療早期からの導入が推奨されています。リアルタイムCGMを用いた海外の臨床試験では、リアルタイムCGM群においてHbA1cの低下2)や目標範囲内時間(TIR※1)の増加2)、低血糖リスクの低下2)などが報告されており、糖尿病治療での有用性が確認されています。
この動画では、CGMのパイオニアとして、創業以来より良い血糖マネジメントの方法を追求してきた糖尿病テクノロジーのリードカンパニー、Dexcomの新しいリアルタイムCGM「Dexcom G7」について紹介しています。

リアルタイムCGMであるG7は皮下に挿入したセンサーで間質液中のグルコース濃度の上昇・低下を24時間リアルタイムで計測し、スマートデバイス上にグラフ化して表示します。低血糖や高血糖に対しては、低値アラートや高値アラートで知らせてくれるため、事前の対策が講じやすくなり、より良い血糖マネジメントの実現が期待できます。また、較正※2のための指先穿刺や、定期的な指先穿刺が不要になり、単独で血糖マネジメントが可能※2となっています。
G7の測定データは身近な方向けのDexcom Followアプリを使用することで最大10人まで共有可能となっており、小さなお子様や離れて暮らすご家族のグルコース濃度の測定値や上昇・低下の様子を確認することができます。離れた場所からでも血糖マネジメントをサポートすることで、低血糖状態を見逃すリスクの低減が期待できます。

G7はデザインも一新され、簡便でより使いやすくなっています。測定用のセンサーは既存のG6から60%小型化し、トランスミッターも内蔵されました。装着に使用するアプリケーターとセンサーが一体化されており、簡便な装着が可能となっています。装着後のセンサーウォームアップ時間も30分未満となり、測定までの待ち時間の負担軽減が期待できます。センサーの稼働時間は10.5日間で、センサー交換のために0.5日間(12時間)の猶予期間を設けています。


G7の簡便性や使いやすさは海外の臨床試験3)で確認されており、CDCES※3ではアプリの設定からセンサー装着までの総設定時間は平均7.15分、高齢の2型糖尿病のある方では平均12.6分となっています。設定完了後のアンケート調査〔5-point Likert scale(5段階評価:1[強く反対]~5[強く同意])〕では「設定しやすい(CDCES)」で5.0、「自分で設定できる(高齢の2型糖尿病のある方)」で4.9などの評価が得られています。
測定精度であるMARD※4は上腕後部で8.2%、腹部で9.1%と海外の臨床試験4)で確認されており、SMBGの代替としてCGM単体でインスリン投与量を決定するために必要とされている10%未満5)を達成しています。
G7にはグルコース濃度の測定値が急降下しており、20分以内に55mg/dL以下になる可能性があることを事前に予測して知らせる緊急低値リスクアラートや、既定のレベルから外れた時に知らせる低値アラート、高値アラートが搭載されています。患者さんの煩わしさにも配慮し、最初のアラートを遅らせる「遅延高値アラート」や最長6時間消音可能な「サイレントオール」を搭載しています。アラートはすべてバイブレーションに変更することも可能となっています。使用者のニーズに応える多彩な機能で血糖マネジメントのサポートが期待できます。


G7はインスリン療法を行うすべての糖尿病のある方に保険適用可能であり、多くの方のより良い血糖マネジメントに役立てられると考えられます。
※1:Time in range. グルコース濃度の測定値が「70~180mg/dL」となる時間
※2:測定結果が症状と一致しない場合には、血糖自己測定を実施してください。
※3:CDCES(Certified Diabetes Care and Education Specialist)
※4:MARD(Mean Absolute Relative Difference)
提供:デクスコムジャパン合同会社