SDMについてをまとめたコンテンツ『現代医療の必須ワード SDMって何?』を公開
2025.07.18
糖尿病ネットワークは、特設コーナー「腎臓の健康道」にて、SDMの大切さを時代背景や歴史もふまえて説明するコンテンツ『現代医療の必須ワード SDMって何?』を公開した。

医療従事者にとってもSDMを再認識できる内容
近年、SDMは多くの医療領域で注目され、糖尿病やCKDなどの慢性疾患、がんといった領域では特にその必要性が論じられている。学会などでもたびたびテーマとしてあがるなどしているため、この言葉を耳にする医療者は増えているはずだ。しかしその重要性が十分に広まっているかといえば、まだ足りていないかもしれない。そこで改めてSDMの大切さを知っていただくべく、定義、時代背景や意思決定法の歴史、実際のプロセスなどをまとめた記事『現代医療の必須ワード SDMって何?』を公開したので紹介したい。
この記事を公開しているのは、糖尿病を持つ患者さんに向け、様々な情報を提供している糖尿病ネットワークの特設コーナー「腎臓の健康道」内。このコーナーは、糖尿病の合併症から腎不全となり、透析や腎移植に至る道への予防となるよう、患者さんに向けて2024年に開設したものである。
医療従事者に比べ、SDMという言葉は医療のもう一方の当事者である患者さんにとって、まだまだ聞きなれない言葉となっている。そこで、患者さんにSDMの大切さを周知するべくわかりやすくまとめたものであるが、SDMが注目されるまでに至る歴史などもふまえて紹介しており、医療従事者にとってもSDMを再認識できる内容となっているため、ぜひご覧いただきたい。
【『現代医療の必須ワード SDMって何?』項目】
- SDMの基本のキ
- 定義
- なぜ、今SDMか
- 歴史と背景
- SDMの真髄
- 3つの意思決定法
- SDMが適切となる例
- 実際のプロセス