日本糖尿病協会が「自己管理応援シール」を無償提供 「糖尿病連携手帳」に貼付
2018.04.20
日本糖尿病協会(理事長:清野裕・関西電力病院総長)は、糖尿病患者の自己管理に役立つ「自己管理応援シール」を制作し、ホームページで無償提供を始めた。同協会が普及をすすめる「糖尿病連携手帳」に貼付することで、糖尿病療養支援における相乗効果を狙っている。
HbA1c値の目標と低血糖リスクの有無を表示
自己管理応援シールは4種類あり、糖尿病治療の重要な指標である「HbA1c」に関するものと、薬物療法での低血糖の注意喚起に関するものに分かれている。日本糖尿病協会の公式マスコットキャラクターの「マールくん」を用いて、分かりやすいデザインになっている。 「HbA1c」シールは、糖尿病治療において標準的な血糖コントロールの目標値である「7% 未満」を強調するものと、個々の患者の目標値を記入できるものに分かれ、治療目標に対する意識の定着を目指している。また、薬物療法シールは、処方された薬剤の低血糖リスクの有無を表現し、服薬アドヒアランスの向上を目指す。自己管理応援シールの作り方
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]