| 販売名 | 製品画像 | 薬価 |
|---|---|---|
| アマリール0.5mg錠 |
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10.40 |
| アマリール1mg錠 |
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10.40 |
| アマリール3mg錠 |
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18.70 |
スルホニルウレア系経口血糖降下剤
グリメピリド
サノフィ株式会社
2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)
通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。
維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。
【警告】
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがある。用法及び用量、使用上の注意に特に留意すること。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、インスリン依存型糖尿病(若年型糖尿病、ブリットル型糖尿病等)の患者[インスリンの適用である。]
2.重篤な肝又は腎機能障害のある患者[低血糖を起こすおそれがある。][9.2.1 参照],[9.3.1 参照],[11.1.1 参照]
3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンの適用である。]
4.下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者[低血糖を起こすおそれがある。][11.1.1 参照]
5.妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
6.本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
室温保存
3年
劇薬
処方箋医薬品 注1)
注1) 注意―医師等の処方箋により使用すること
アマリール0.5mg錠:2010年6月
アマリール1mg錠、3mg錠:2000年4月
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがある。用法及び用量、使用上の注意に特に留意すること。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)
通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。
維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。
[8.1 参照],[11.1.1 参照]
投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。[2.2 参照],[11.1.1 参照]
低血糖を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]
投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。[2.2 参照],[11.1.1 参照]
低血糖を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。スルホニルウレア系薬剤は胎盤を通過することが報告されており、新生児の低血糖、巨大児が認められている。また、本剤の動物実験(ラット、ウサギ)で催奇形性作用が報告されている。[2.5 参照]
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。授乳を継続する場合、児の低血糖の症状について観察を十分に行うこと。本剤のヒト母乳への移行性及び乳汁産生への影響は不明である。動物実験(ラット)において、母乳への移行が認められている。また、他のスルホニルウレア系薬剤で母乳へ移行することが報告されている。
少量から投与を開始し定期的に検査を行うなど慎重に投与すること。生理機能が低下していることが多く、低血糖があらわれやすい。[11.1.1 参照]
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血糖降下作用が増強される。 |
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プロベネシド |
低血糖症状が起こることがある。 |
腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用により血糖降下作用が増強される。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
モノアミン酸化酵素阻害剤 |
低血糖症状が起こることがある。 |
インスリン分泌促進、糖新生抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
クラリスロマイシン |
低血糖症状が起こることがある。 |
機序不明 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
クロラムフェニコール |
低血糖症状が起こることがある。 |
肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
インスリン感受性促進により血糖降下作用が増強される。 |
|
シプロフロキサシン レボフロキサシン水和物 |
低血糖症状が起こることがある。 |
機序不明 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
低血糖症状が起こることがある。 |
肝代謝抑制(CYP2C9阻害)、血中蛋白との結合抑制により血糖降下作用が増強される。 |
|
シベンゾリンコハク酸塩 ジソピラミド ピルメノール塩酸塩水和物 |
低血糖症状が起こることがある。 |
インスリン分泌促進によると考えられる血糖降下作用の増強のおそれがある。 |
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アドレナリン |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。 |
|
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下により血糖降下作用が減弱される。 |
|
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
腸管でのブドウ糖吸収亢進、グルカゴンの分泌促進、カテコールアミンの作用増強、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。 |
|
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
機序不明 |
|
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
インスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下により血糖降下作用が減弱される。 |
|
ピラジナミド |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
機序不明 |
|
イソニアジド |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常により血糖降下作用が減弱される。 |
|
リファンピシン |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
肝代謝促進(CYP誘導)により血糖降下作用が減弱される。 |
|
ニコチン酸 |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
肝臓でのブドウ糖の同化抑制により血糖降下作用が減弱される。 |
|
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離により血糖降下作用が減弱される。 |
|
フェニトイン |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
インスリンの分泌阻害により血糖降下作用が減弱される。 |
|
ブセレリン酢酸塩 |
高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。 |
機序不明 |
低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。
また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。
また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。[1. 参照],[2.2 参照],[2.4 参照],[8.1 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[9.2.1 参照],[9.2.2 参照],[9.3.1 参照],[9.3.2 参照],[9.7.1 参照],[9.8 参照],[13.1 参照]
AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
|
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|
|
血液 |
白血球減少、貧血 |
|
|
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇 |
|
|
腎臓 |
BUN上昇 |
|
|
消化器 |
嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、腹部膨満感 |
便秘、腹痛 |
|
過敏症 |
発疹、そう痒感等 |
光線過敏症 |
|
精神神経系 |
めまい |
頭痛 |
|
その他 |
血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常 |
味覚異常、CK上昇、浮腫、倦怠感、脱毛、一過性視力障害 |
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
イヌを用いた慢性毒性試験において、最高用量の320mg/kg投与群の雌雄各1例に白内障を認めた。ウシの水晶体を用いたin vitro試験とラットを用いた検討結果では、白内障を発症させる作用や発症増強作用の可能性は認められなかった。
(更新確認日:2025年10月24日)
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