糖尿病の療養指導Q&A 糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント

2021.01.15
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連載:糖尿病の療養指導Q&A 糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント
日本循環器学会と日本糖尿病学会の合同委員会による「糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント」のエッセンスについて教えてください
Vol.38 No.1(2021年1・2月号)pp.117-119

2021年1・2号 目次

国立国際医療研究センター研究所 糖尿病情報センター
 今井 健二郎 Imai, Kenjiro 杉山 雄大 Sugiyama, Takehiro
国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター
 植木 浩二郎 Ueki, Kohjiro

はじめに

 糖尿病の合併症は,細小血管症として網膜症・腎症・神経障害があり,動脈硬化性疾患として脳血管障害・末梢動脈疾患とあわせて冠動脈疾患が代表例として挙げられています.また,今後わが国においては高齢化に伴い心不全患者が増加していくことに疑いはなく,糖尿病患者における循環器疾患の治療・管理はより重要性を増していくでしょう.そのような背景があり,2020 年の春に日本循環器学会と日本糖尿病学会の監修による「糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント」(以下,本ステートメント)が刊行となり1),ウェブ上でPDF にて全文が公開されました.筆者らは,合同委員会の委員・執筆協力者として本ステートメントの作成に携わっており,本稿では本ステートメントについて概説します.

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