ウゴービ経口薬が米国で発売 肥満症治療のGLP-1製剤では世界初の経口薬

2026.01.15
ノボ ノルディスクは1月5日、肥満症治療薬「ウゴービ(一般名:セマグルチド)」の経口薬を米国で発売した。同剤は、12月22日に米食品医薬品局(FDA)より承認を取得していた。肥満症治療のGLP-1受容体作動薬としては、本剤が世界初の経口薬となる。

 本剤は1日1回服用の経口薬で、体重の過剰減少と長期的な体重減少の維持、および主要心血管イベントのリスク低減を目的としてFDAから承認された。

 本剤の承認は、第3相臨床試験プログラム「OASIS」を構成する一つであるOASIS 4試験の結果に基づいている。本試験では、肥満または過体重で肥満関連の健康障害を1つ以上持つ(糖尿病を除く)成人を対象に、ウゴービ25mg(1日1回経口投与)の有効性と安全性が評価された。試験の結果、64週時点の平均体重減少率は、プラセボ群が2.7%であったのに対し、ウゴービ25mg群は16.6%であった。

 なお肥満症治療薬としてのウゴービ経口薬は、日本でも開発が進められており、現在は第3相臨床試験の段階となっている。またウゴービのほかに、現在開発中の肥満症治療の経口GLP-1製剤には、イーライリリーの「オルホルグリプロン(orforglipron)」があり、FDAへの承認申請中となっている(日本では開発後期(第3相臨床試験以降)の段階)。

[ 糖尿病リソースガイド編集部 / 日本医療・健康情報研究所 ]

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