SGLT2阻害薬「フォシーガ」後発医薬品が発売 適応症は2型糖尿病のみ
2025.12.11
SGLT2阻害薬「フォシーガ錠 5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロプレングリコール水和物)」の後発品が12月5日、沢井製薬、T’sファーマの2社より発売された。適応症は先発品とは異なり、「2型糖尿病」に限られる。

フォシーガ(製造販売元:アストラゼネカ、販売:小野薬品工業)の後発品は、8月15日に承認取得。12月4日に2規格4品目(5mg、10mg)が薬価基準収載され、翌12月5日に沢井製薬、T’sファーマの2社より発売された。
薬価は5mg:50.10円、10mg:74.00円。適応症は「2型糖尿病」で、先発品が有している「1型糖尿病」「慢性心不全」「慢性腎臓病(CKD)」の適応については有していない。
なお8月の承認では、沢井製薬が上記に加えOD錠でも、またニプロがオーソライズド・ジェネリック(AG)として承認を取得していたが、今回の収載には含まれなかった。
[ 糖尿病リソースガイド編集部 / 日本医療・健康情報研究所 ]




