糖尿病学会が注意喚起 緩徐進行1型糖尿病に対するシタグリプチン・メトホルミン使用に関して
2026.04.01
日本糖尿病学会は4月1日、緩徐進行1型糖尿病に対するシタグリプチンおよびメトホルミン使用に関する注意喚起を発表した。

本注意喚起は、2月25日に厚生労働省より、緩徐進行1型糖尿病に対するシタグリプチンおよびメトホルミンの適応外使用を保険審査上認めるとの通知がなされたことを受けたもの。
同学会「1型糖尿病における新病態の探索的検討委員会」は、通知内に留意事項として「必ず内因性インスリン分泌能の残存を確認してから使用する」ことが記載されていることを挙げたうえで、以下の2点を注意喚起している。
- すでに「緩徐進行1型糖尿病疑い例への治療介入に関するステートメント」にて周知されているように、いずれの薬剤を選択した場合でも、経時的に血糖コントロール状態や膵β細胞機能(C-ペプチド測定)を評価して、慎重な経過観察を継続することが不可欠である。
- 血糖コントロールの悪化や内因性インスリン分泌の低下が疑われる場合には、速やかにインスリン治療を導入するなどの対応によって、インスリン依存状態への進行抑制に資する治療への変更が望まれる。
[ 糖尿病リソースガイド編集部 / 日本医療・健康情報研究所 ]


