「糖尿病のある人の新型コロナウイルス感染症への対応」を公開 何に注意するべきなのか
2020.05.22
一般社団法人 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会(代表理事:野田光彦・国際医療福祉大学市川病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 病院教授)は5月14日、「糖尿病のある人の新型コロナウイルス感染症への対応」を公開した。
日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会
新型コロナウイルス感染症の知見を集積
新型コロナウイルス感染症が拡大するなかで、糖尿病をもつ人にとって新型コロナウイルス感染症はどのような疾患なのか、また、どういった点に気を付けるべきなのかを、これまでに公表された論文データなどから、重要かつ信頼性の高いものを抽出して整理し、まとめてある。 同学会は、糖尿病やその関連疾患について、人間(ヒューマン)でのデータに基づいた予防・治療・ケアを推進するため、それらに資するエビデンスと、根拠に基づいた医療・予防医学の発展・確立を目指して活動している。
Q1. 糖尿病があると、新型コロナウイルス感染症にかかりやすいのでしょうか?
Q2. 糖尿病があると、新型コロナウイルス感染症は悪化しやすいのでしょうか? また、血糖値の状態(血糖コントロール)が関係するのでしょうか?
Q3. 糖尿病があることで、新型コロナウイルス感染症の予防に関して、特に留意する点はあるのでしょうか。
新型コロナウイルス感染症は新しい疾患であり、日々新規の知見が集積されている。また、感染の状況も時々刻々変わっている。このガイダンスも改訂される可能性があり、更新や追加が予定されている。
一般社団法人 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会
糖尿病のある人の新型コロナウイルス感染症への対応
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]