自己血糖測定器「アキュチェックモバイル」を発売　ロシュ・ダイアグノスティックス

　ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は1日、同社の自己血糖測定器ブランド「アキュチェック」シリーズの最上位モデル「アキュチェックモバイル」（写真）を発売した。

　同製品専用の試験紙「アキュチェックモバイル テープカセット」はテープカセット式になっていて、あらかじめ測定50回ぶんの試験紙がセットされている。このカセットを同製品に装着し使用することで、測定ごとに試験紙をセットする手間を軽減することが可能になった。さらに、使用済みの試験紙は、カセット内の廃棄エリアに自動的に巻き取られて収納されるため、測定後に試験紙をその都度廃棄する手間はなくなった。

　同時に発売された穿刺器具「ファストクリックス」は、1クリックで穿刺準備と穿刺が一度に完了する簡単構造。また、専用穿刺針「ファストクリックス ランセット」は、6本の針を収納したドラム式穿刺針を採用しており、単回ごとの針の装着や穿刺後の廃棄が不要になった。

◇プレスリリース
次世代自己血糖測定器「アキュチェックモバイル」発売のお知らせ

◇製品特性

• 血糖測定操作の大半を自動化し、4ステップのシンプル操作で穿刺から血糖測定までが完了
• テープカセット式試験紙を採用し、50回分の試験紙を一度にセット可能
• 穿刺準備と穿刺が1クリックで完了する操作性の高い専用穿刺器具「ファストクリックス」が装着可能
• 日本語による操作方法・エラー表示で、使いやすさが向上
• 最大2,000件の測定結果を自動記録し、過去7日分/14日分/30日分/90日分の平均値の算出が可能