DPP-4阻害剤とメトホルミンの配合剤「ジャヌメット」の症例報告 米FDA

2009.09.25
 米メルクが米国で販売しているDPP-4阻害剤「ジャヌビア」(一般名:シタグリプチン)とメトホルミンの配合剤「ジャヌメット」について、米FDA(食品医薬品局)は9月25日、同剤による急性膵炎の報告症例を処方情報に含める改訂を行うと発表した。2006年10月16日から2009年2月9日にかけて88件の症例が報告された。
 なお、「ジャヌビア/グラクティブ」(万有製薬/小野薬品工業)については、9月29日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会により承認が了承され、日本では初のDPP-4阻害剤となる見込み。同剤の効能・効果は2型糖尿病。食事療法・運動療法、同+SU剤、同+チアゾリジン系薬剤、同+ビグアナイド系薬剤のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に使用する。
(9月25日 リリース)

Sitagliptin (marketed as Januvia and Janumet) Information(英語)
Merck Receives Positive CHMP Opinion for JANUVIAR (sitagliptin) and JANUMETR (sitagliptin/metformin) as Add-On to Insulin in the European Union(英語)

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