2023年7月2日(日)
  • WEB開催

第61回 糖尿病診療−最新の動向 医師・医療スタッフ向け研修講座[WEB研修]

国立国際医療研究センターでは糖尿病診療に従事されている医師、医療スタッフの方を対象に、糖尿病の最新の診断・治療についての研修講座を下記の日程・要領で行います。ご関心をお持ちの方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
年間を通して研修講座に参加することにより、糖尿病に関する多彩な分野について、広く学べる構成になっております。

日本糖尿病療養指導士認定機構<第2群>「認定更新のための研修会」として申請予定
日本糖尿病学会専門医更新 申請予定
日本糖尿病協会療養指導医取得のための講習会として認定申請予定
単位取得可能な地域糖尿病療養指導士(東京、西東京、千葉、神奈川、大阪)申請予定

日 時

2023年7月2日(日)9:30〜13:00
Zoomウェビナーによるオンライン開催

プログラム

第61回[WEB研修] 講義題目・講師
講師は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

9:30〜開会の挨拶

9:35〜10:20
「糖尿病における医療の国際化に向けた取り組み」
東京大学医学部附属病院 国際検診センター/糖尿病・代謝内科 飯塚陽子
日本には糖尿病チーム医療を含め、優れた医療技術が多くある。一方中国においては、糖尿病の人口が急増しており、有効な糖尿病の予防・治療法が益々求められている。医療の国際化の一環として、日本の医療サービスの海外への輸出を目指して、経済産業省の採択事業である「日本式糖尿病診療サービスの中国展開に関する調査研究」を実施し、糖尿病におけるアウトバウンドとインバウンドの経験を併せて紹介したい。

10:25〜11:10
「スマホ・IoTの効果的活用」
国立国際医療研究センター病院 看護部 町川香代子
糖尿病治療は、食事療法・運動療法・薬物療法の3つの柱を組み合わせながら行われます。血糖値の正常化を図るためにはセルフケアがとても重要であり、生涯継続しなければなりません。日々行っているセルフケアの記録は、技術の進歩によりデジタル化されるようになり、アプリやスマートフォンを利用する方は増加傾向にあります。それらのデータを病院と連携しIoTを活用しながら療養指導にも活かしています。今回は実際の症例をご紹介いたします。

11:10〜休憩

11:20〜12:05
「糖尿病療養指導に必要な『専門技術』とは? ~コミュニケーションから考える療養支援~」
国立がん研究センター中央病院 総合内科(糖尿病腫瘍科)  大橋 健
糖尿病療養指導にはさまざまな「専門知識」が不可欠です。同時に、患者さんとの対話を通じてなされる療養指導には実技の側面もあります。わかりやすく伝える「説明力」や「アドバイス力」はもちろん重要ですが、他にはどんなスキルが必要でしょうか。今回は「質問力」と「〇〇力」(〇〇には漢字2文字が入ります)に注目し、患者中心の支援に必要な私たちの「専門技術」について考えてみたいと思います。

12:10〜12:55
「糖尿病診療の目標を考える」
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 大杉 満
糖尿病治療の目標は「血糖や血圧、脂質といった他因子を包括的にコントロールし、合併症の発症・進展を阻止して糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLを確保すること」とされている。糖尿病患者が送る生活は多様であり、日常生活と糖尿病治療の最大公約地点を目指す必要がある。糖尿病患者の合併症も時代とともに変遷し、それらの予防策・治療法も進歩することから2023年現在の糖尿病診療を取り巻く状況を俯瞰する。

12:55〜閉会の挨拶

13:00 終了

参加費

3,000円

定 員

150名

申込締切

2023年6月25日(日曜日)

申込方法

オンラインのみ
お申込みは下記ページよりご登録ください。

お申込み後、ご登録いただいたメールアドレスへご案内をお送りします。

※迷惑メールフォルダへ振り分けられている、またはメールアドレスの入力間違いなどでメールが届かない場合がございます。ご不明な点がございましたら、事務局までメールにてお問い合わせください。
※お電話、FAXでのお申込みは受付けておりませんので、何卒ご了承ください。

参加費は3,000円です。
※お支払い方法は、クレジットカード決済もしくは銀行振り込みとなります。
詳しくは、お申込み後のメールにてご案内いたします。なお、ご入金後の本人都合によるキャンセルご返金はお受けいたしかねます。予めご了承ください。

ご注意とお願い
・ 本講座は、Zoomウェビナーによるオンライン開催・ライブ配信となります。
インターネット接続が不安定な場合、途中で音声が途切れる、画面がフリーズする可能性がございます。 安心してご受講をいただくためにも、安定したインターネット環境の確保をお願いいたします。視聴環境によるトラブルが発生した場合、責任を負いかねます。何卒ご了承ください。
・ 受講状況は常時記録(参加時刻・退出時刻・接続時間など)しております。
出席確認のため、開始後すぐ・休憩中・最終講演後の計3回、キーワード発表がございます。各自お控えいただき、当日中にご報告ください。
受講時間とキーワード報告をもちまして、出席確認・単位付与となります。
・ 登録完了された方には、前日までに、参加方法や招待URLなどの開催案内をお送りいたします。
・ 講演中の録音・録画等はご遠慮いただいております。

皆様のご理解とご協力をお願い致します。
その他、ご不明の点等ございましたら事務局までメールにてお問い合わせください。

連絡先

国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
E-mail:dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療 糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点 下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注 GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド) CGMデータを活用したインスリン治療の最適化 1型糖尿病のインスリン治療 2型糖尿病のインスリン治療 最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬 肥満症患者の心理とスティグマ 肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患 肥満症治療の今後の展開
2型糖尿病の第1選択薬 肥満のある2型糖尿病の経口薬 高齢2型糖尿病の経口薬 心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料