Vol.22 当たり前になった今こそ、押さえておこう CGMの基本
2026.02.03
CGM(持続グルコースモニタリング)は、2009年に初めて国内で承認されました。
当初は日常臨床での使用には制約がありましたが、今では多くの患者さんが日常
的に血糖管理にCGMを使用しています。当たり前になった今だからこそ、CGMの基本を押さえておきましょう。
関東労災病院 糖尿病・内分泌内科 前部長
浜野 久美子 先生

SMBGとCGMの違い
SMBG(血糖自己測定)は、穿刺器具で指先から採血し、測定器のセンサーに付着させることでその時点の血糖値がわかります。一方、CGMは皮下に装着したセンサーから皮下間質液中のグルコース濃度を測定します。実際の血糖値とは5〜10分程度タイムラグがありますが、持続的な測定のため食後高血糖や低血糖などの血糖変動を把握しやすい特徴があります。日本糖尿病学会による「持続グルコースモニタリングデバイス適正使用指針」では、CGMの継続使用が考慮される患者像として、「インスリン療法でも血糖変動幅が大きい」「生活が不規則で血糖が不安定」「スポーツや肉体作業など活動量が多く血糖が動揺しやすい」「低血糖対策の必要度が高い」などが挙げられています。
なお、現在上市されているすべてのCGMは、インスリン自己注射を1日1回以上行っており、かつ入院中でない患者であれば、保険適用の範囲で使用可能です*1。






