第22回「薬は多ければ多いほどいい?」

2026.02.03
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第22回「薬は多ければ多いほどいい?」

愛知県 40代 ちばにあんさん(看護師歴 13年)

産業看護に携わっていたころの話です。健診結果がよくなかった従業員に、通院状況を尋ねたところ、「自分でもよくないのが気になり、ここ数ヶ月は2箇所のクリニックに通っている」と言われました。薬が多ければ多いほど効果的だと思っているようで、手間を掛けていることに得意気でした。2箇所通っていることは、双方の医師には内緒にしていたようです。産業医面談で受診整理をし、徐々にHbA1c値は安定するようになりました。

一言アドバイス

数値を早くよくしたいという患者の意気込みはよくわかります。しかし、過剰な服用や主治医の把握できていない治療は、糖尿病治療の妨げになることをしっかり伝えていきましょう。糖尿病治療では、処方された薬物を正しく服用し、副作用なく効果的に長期にわたって続けることが大切です。患者は長い経過の中では、早くよくなりたい、薬をこうしたいなどの相談や不安の吐露があると思います。その思いを受けられる医療者側の雰囲気作りも大事ですね。

木下 久美子 先生

木下 久美子 先生
(関東労災病院 糖尿病看護認定看護師)

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ここでご紹介する記事は、糖尿病リソースガイドが発行する看護師向けニュースレター『DM Topics for Nursing』(提供:三和化学研究所)に掲載されたものです。

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