「TRENDS」のご紹介【糖尿病・内分泌プラクティスWeb】

2025.10.17
今回は「糖尿病・内分泌プラクティスWeb」より、「TRENDS」をご紹介します。
糖尿病・内分泌に関わる「TREND」を取り上げ解説するコーナーで、学会、厚労省などの改訂・通知から、関連領域も含めた話題の分野など、幅広く最近のトピックを紹介しております。
ぜひご一読ください。

スポーツ栄養学 ―スポーツ現場におけるビタミンD栄養を考える―

虎石真弥/帝京大学 スポーツ医科学センター 講師

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンDは、食事からの摂取のほか、紫外線の作用により皮膚でかなりの量が産生されるユニークな栄養素である。ビタミンDの最も基本的作用は、腸管におけるカルシウム・リンの吸収促進であることから、ビタミンD不足は骨の脆弱化を招き、骨折リスクを高める。・・・

運動腫瘍学

辻󠄀 哲也/慶應義塾大学医学部 リハビリテーション医学教室 教授・教室主任

Exercise Oncology(運動腫瘍学)は、がん治療の各段階において身体活動や運動が及ぼす影響を評価し、適切な運動処方を目指す新しい学問分野である。近年の研究により、がんサバイバーに対する運動療法は、身体機能の向上だけでなく、精神心理面や生活の質(QOL)の改善、有害事象の減少、生命予後の改善など、多面的な効果があることが明らかになってきている 。・・・

地域かかりつけ医と専門外来による糖尿病性腎症重症化予防の取り組みの実際

岡本光弘/内科阿部医院 糖尿病内科
岡本将英/岡本医院 おかもと糖尿病・内分泌クリニック 院長

大分県では、高齢化と生活習慣病の増加により糖尿病や高血圧が慢性腎臓病(CKD)に進行し、透析導入が増加している。2018年末時点で透析患者数は4,057人、人口100万人あたり3,546人と全国5番目に多く、糖尿病性腎症の重症化予防が急務である。・・・

糖尿病性腎症重症化予防プログラム(令和6年度版)改定のポイント

津下一代/女子栄養大学 栄養学部 教授

糖尿病性腎症の発症予防・重症化予防のためには、糖尿病や高血圧などの包括的な管理を行う必要があるが、糖尿病の治療継続者は7割以下である。このため国は平成28年(2016年)に糖尿病性腎症重症化予防プログラムを策定、現在では9割以上の市町村が取り組んでいる。令和6年(2024年)度にプログラム改定が行われた ので、その要点について解説する。・・・

アンドロゲンによる糖代謝制御と前立腺がんへのアンドロゲン抑制療法

吉田守美子/独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター 臨床研究部長

アンドロゲン(男性ホルモンの総称)は、性機能にとどまらず、さまざまな代謝調節機能を持ち、特に糖代謝やインスリン感受性に深く関与する。前立腺がん治療で広く用いられるアンドロゲン抑制療法は、副作用として糖代謝異常やメタボリックシンドロームの発症リスクの上昇が指摘されている。・・・

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