DPP-4阻害薬「オングリザ錠2.5mg、5mg」薬価基準収載 協和発酵キリン

2013.05.31

 協和発酵キリンは24日、2013年3月に大塚製薬が製造販売承認を取得したDPP-4阻害薬「オングリザ錠 2.5mg、5mg」(一般名:サキサグリプチン)」について、2013年5月8日付で大塚製薬から協和発酵キリンが製造販売承認を継承し、24日に薬価基準収載されたと発表した。

 オングリザは、既存の経口血糖降下薬であるスルホニルウレア薬をはじめ、チアゾリジン薬、ビグアナイド薬、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害薬との併用療法が可能であり、インスリン製剤との併用療法についても今回の「2型糖尿病」の効能・効果に含まれる。

 同剤は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(米国)が創製したDPP-4阻害薬で、欧米では既に発売済み。国内では7番目のDPP-4阻害薬となる。

オングリザ 製品概要

製品名 オングリザ錠 2.5mg、オングリザ錠 5mg
一般名 サキサグリプチン水和物
効能・効果 2型糖尿病
用法・用量 通常、成人にはサキサグリプチンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて2.5mgを1日1回経口投与することができる。
承認取得日 2013年3月25日
薬 価 2.5mg1錠:110.20円、5mg1錠:166.00円

◇ニュースリリース
2型糖尿病治療薬「オングリザ錠2.5mg、5mg」の製造販売承認の承継ならびに薬価基準収載のお知らせ

◇DPP-4阻害薬について:糖尿病治療薬の特徴と服薬指導のポイント 加藤光敏 先生
第7回 DPP-4阻害薬(1)
第8回 DPP-4阻害薬(2)
第9回 DPP-4阻害薬(3)

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

スポーツとメンタルヘルス関連ホルモン 骨格筋ホルモンの代謝への影響・関連
糖尿病合併高血圧のマネージメント CKD合併高血圧のマネージメント(生活習慣修正・降圧薬治療) 本態性高血圧と血管調節異常、神経調節異常、ナトリウム調節異常 内分泌性二次性高血圧アップデート
肥満の外科治療-減量・代謝改善手術の最新エビデンス- 甲状腺結節の診断・経過観察の最新エビデンス 原発性アルドステロン症治療の最新エビデンス
糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~ 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプや持続血糖測定器など)
タンパク質とアミノ酸の代謝 脂質の代謝 糖代謝の調節機構

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料