GLP-1受容体作動薬「リキシセナチド」製造販売に向け承認申請 サノフィ・アベンティス

2012.06.13
 サノフィ・アベンティスは11日、GLP-1受容体作動薬「リキシセナチド」(一般名)について、厚生労働省に製造販売に向けた承認申請を行ったと発表した。

 同剤は、1日1回投与の自己注射薬。GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とは体内で生成されるペプチドであり、食事を始めて数分以内に放出され、膵臓α細胞からのグルカゴン分泌を抑制し、膵臓β細胞からのインスリン分泌を促す作用をもつ。

 1日1回投与型のGLP-1受容体作動薬としては、「ビクトーザ」(ノボ ノルディスク ファーマ)、「バイエッタ」(日本イーライリリー)に続く製品。また、今年3月には1週間1回投与型の「ビデュリオン」(一般名:エキセナチド、製造販売:日本イーライリリー)が販売申請が認可された。
(6月11日 サノフィ・アベンティス プレスリリース)

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